2010年8月31日火曜日

Little black cormorant (ミナミヒメクロウ)

2010/04/04 記
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●Little black cormorant ミナミヒメクロウ

 クリーク沿いの対岸の木に止まっていた鳥のビデオを撮っていた。
 そこへ突然バシャーと2羽の鳥が水面に舞い降りた。
 目はカメラのスクリーンを見ており、うるさいなカルガモだろう、撮影中の鳥が逃げてしまうではないか、と腹立たしく思った。
 ゆっくりと顔をクリークへ向けると、真っ黒な鳥が水の中にもぐっている。
 カルガモ、とんでもない。
 見知らぬ鳥だ。
 あわてて、しかしゆっくりとカメラをそちらに向けて動画を撮影する。


video
● 南姫黒鵜?

 たった数秒のビデオ。
 基本になるのは写真。
 カメラを写真モードにしてシャッターを切る。
 が、数枚とったところで逃げられた。
 この鳥、結構用心深い。
 つるんでいる仲間に、ハラジロコビトウ(腹白小人鵜:Little Pied Cormorant)がいるが、こちらはさほどでもないのだが。






















 全姿を見てみる。
 本当に墨を流したように黒い。
 足には水かきがある。
 あたりまえ、水鳥である。



● 「Flickr」より


 図鑑で見てみる。
 砂漠をのぞいてほぼ全域に生息しているようである。



● 「Australian Birds」より


 和名:ミナミヒメクロウ:南媛黒鵜か?
 名前が何ともいい「南媛」だ。
 南媛ミカンというのがあったよナ。
 ちなみに「ヒメ」は勝手「媛」にしただけ。
 もしかしたら「南姫
黒鵜」かもしれない。
 こうなるとさらにいい。
 南半球のお姫さま。
 「色は黒いが、南洋じゃ美人!」
 gagがそうとうに古い。

 Wikipediaには「ヒメウ:姫鵜」が載っている。


 ヒメウ(姫鵜、Phalacrocorax pelagicus)は、動物界脊索動物門鳥綱ペリカン目ウ科ウ属に分類されるウ。
 アメリカ合衆国東部、カナダ東部、日本、ロシア東部の太平洋沿岸に生息。

 これはどうも北半球のみに生息しているようである。
 ということは、南半球に住む「黒姫さま」ということになるか。




 なにしろ目玉がきれい。
 透き通るように蒼い。
 それだけでグーである。

 名前のように「鵜」である。
 あの長良川の鵜飼の鵜と同じである。
 よって、サギのように上から魚を狙うということはない。
 もぐって獲る。

 Wikipediaから


 鵜飼いでは、平底の小船の舳先でかがり火を焚き、光に集まってきた鮎を鵜に飲ませる。
 鵜の喉には紐が巻かれており、ある大きさ以上の鮎は完全に飲み 込むことができなくなっており、鵜匠はそれを吐き出させて漁獲とする。
 紐の巻き加減によって漁獲するアユの大きさを決め、それより小さいアユはウの胃に入 る。


 つまり上の写真でクビの下あたりに紐を巻きつけることになる。


[◇]
 ブルーレン橋の上からエサを獲っている黒鵜を見つけた。
 この鳥、潜水泳法の達鳥。
 一度、もぐると何処に出てくるかわからない。
 カメラマン泣かせの鳥である。

video
● 50sec

video
● 30sec





 [鳥誌page] 



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