2011年7月1日金曜日

Comb-crested Jacana:トサカレンカク

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● トサカレンカク


 ボタニックガーデンの湿原池で撮っていたら、中ぶりの鳥が飛んできて降りた。
 頭に赤いリボンをつけた特異な鳥である。
 はじめての出会いであったが、これが何であるかすぐに分かった。
 というのは図鑑をめくるたびに「Marsh Birds」という章のはじめに出てくる大きな写真がそれなのである。
 嫌が応でも目に焼き付き、果たしてこんな鳥に会えるだろうか、といつも思っていた鳥の一つでもある。
 それが、遠いいが目の前に出現したというわけである。
 「Marsh」とは沼地とか湿地とかいう意味である。






 「Comb-crested Jacana:Lotusbird」が英名。
 「Lotus」とはハスである。
 和名「トサカレンカク」。
 レンカクとはどう書くのだろう。
 蓮鶴だろうか。
 「ハスツル」、ハスにつどうツルということか。

 図鑑から。






 池の向こうで少し遠い。
 コンデジではあいまいにしか映らない。
 ぐるりと回って対岸にいき距離をつめようとするが、近づくとその分逃げる。
 あまり近寄りすぎて飛び去られたら元もこ子なくなる。
 そこそこの位置から、撮影させてもらった。


● トサカレンカクとカルガモ

 鳥影が小さいのでYoutubeを載せておきます。



 次に会うのが楽しみな鳥である。

 これだけではわかりにくいのでサイトからビデオをコピーさせてもらいます。

Comb-crested Jacana




 レンカクを調べてみた。
 やはり蓮鶴であった。

 Wikipediaより。


 トサカレンカク(学名Irediparra gallinacea)は、チドリ目レンカク科に分類される鳥類の一種であり、Irediparra属で唯一のレンカク類である。
 他のレンカク類と同じように、熱帯地域の淡水の湿地の浮葉性の植物に適応している。 
 LotusbirdやLilytrotterとしても知られる。

 “Jacana”はブラジル-ポルトガル語のJaçanã(同じ鳥のTupi族(en)の名前より。
 これは[ža.sa.náN]というように発音される)より、リンネが偽のラテン語の綴り違いでつけられた名前である。

 食性は雑食性。
 水面や浮葉植物から種や水生昆虫を探しだし、食べる。
 金切り声のような声で、かん高く鳴く。

 トサカレンカクは一妻多夫制である。
 浮葉植物や抽水性植物の上に軽くて薄い巣を作り、メスは黒色の斑があり、つやのある淡い褐色の卵を4つ産卵する。
 オスのみが抱卵する。
 幼鳥は早成性で、誕生後は巣をすぐに去る。





 [鳥誌page] 



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