Comb-crested Jacana:トサカレンカク
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● トサカレンカク
ボタニックガーデンの湿原池で撮っていたら、中ぶりの鳥が飛んできて降りた。
頭に赤いリボンをつけた特異な鳥である。
はじめての出会いであったが、これが何であるかすぐに分かった。
というのは図鑑をめくるたびに「Marsh Birds」という章のはじめに出てくる大きな写真がそれなのである。
嫌が応でも目に焼き付き、果たしてこんな鳥に会えるだろうか、といつも思っていた鳥の一つでもある。
それが、遠いいが目の前に出現したというわけである。
「Marsh」とは沼地とか湿地とかいう意味である。
『
』
「Comb-crested Jacana:Lotusbird」が英名。
「Lotus」とはハスである。
和名「トサカレンカク」。
レンカクとはどう書くのだろう。
蓮鶴だろうか。
「ハスツル」、ハスにつどうツルということか。
図鑑から。
『
』
池の向こうで少し遠い。
コンデジではあいまいにしか映らない。
ぐるりと回って対岸にいき距離をつめようとするが、近づくとその分逃げる。
あまり近寄りすぎて飛び去られたら元もこ子なくなる。
そこそこの位置から、撮影させてもらった。
● トサカレンカクとカルガモ
鳥影が小さいのでYoutubeを載せておきます。
次に会うのが楽しみな鳥である。
これだけではわかりにくいのでサイトからビデオをコピーさせてもらいます。
『
Comb-crested Jacana
』
レンカクを調べてみた。
やはり蓮鶴であった。
Wikipediaより。
『
トサカレンカク(学名Irediparra gallinacea)は、チドリ目レンカク科に分類される鳥類の一種であり、Irediparra属で唯一のレンカク類である。
他のレンカク類と同じように、熱帯地域の淡水の湿地の浮葉性の植物に適応している。
LotusbirdやLilytrotterとしても知られる。
“Jacana”はブラジル-ポルトガル語のJaçanã(同じ鳥のTupi族(en)の名前より。
これは[ža.sa.náN]というように発音される)より、リンネが偽のラテン語の綴り違いでつけられた名前である。
食性は雑食性。
水面や浮葉植物から種や水生昆虫を探しだし、食べる。
金切り声のような声で、かん高く鳴く。
トサカレンカクは一妻多夫制である。
浮葉植物や抽水性植物の上に軽くて薄い巣を作り、メスは黒色の斑があり、つやのある淡い褐色の卵を4つ産卵する。
オスのみが抱卵する。
幼鳥は早成性で、誕生後は巣をすぐに去る。
』
[鳥誌page]
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