2011年7月18日月曜日

Crested Tern :オオアジサシ

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● オオアジサシ:Crested Tern


 カモメを見ていたら中にどうもカモメらしくない鳥がいる。
 頭が黒く、くちばしが長い。
 それに焦点をあわせて撮ってみた。
 おそらくはカモメの種類だろうと思う。
 帰ってきて調べてみたら、やはりカモメ科でアジサシという属になるらしい。

 図鑑で調べたら「Crested Tern:クレステッド:ターン」と出てきた。






 和名はというとこれがあるようでない。
 「オオアジサシ:(大鯵刺、Sterna bergii)」ということになるのだが、オオアジサシの英名は「Great Crested Tern」ということになる。
 しかし、手持ちの図鑑にはそのような鳥名はない。
 Wikipediaには Great Crested Tern はあるが Crested Tern という名前の鳥は載っていない。
 インターネットでいろいろ検索してみたところ、どうも「Crested Tern」と「Great Crested Tern」は同じもので、オーストラリアでは「Great」は省いているらしい。
 







Wikipediaから。

オオアジサシ(大鯵刺、Sterna bergii)は、動物界脊索動物門鳥綱チドリ目カモメ科アジサシ属(Thalasseus属に分類される説もあり)に分類される鳥類。
夏季にアフリカ大陸南西部、ユーラシア大陸南部、オーストラリア、フィリピンなどで繁殖する。
日本では亜種オオアジサシが夏季に小笠原諸島や琉球列島に飛来し西之島と尖閣諸島北小島で繁殖(夏鳥)で繁殖する。

全長43-48cm。
翼開張100-130cm、体重0.3-0.4kg。
尾羽には浅い切れこみが入る。
額から頬、頸部、胴体下面は胴体下面は白、背中は暗灰色の羽毛で被われる。
尾羽の色彩は暗灰色。
後頭はやや伸長(冠羽)した黒い羽毛で被われ、英名(crested=冠のある)の由来になっている。
翼上面は暗灰色で、下面は白い。初列風切下面の先端は黒い。
嘴の色彩は黄緑色や黄色。
後肢の色彩は黒い。

卵は淡黄色や淡青色の殻で覆われ、褐色や紫褐色、黒褐色などの斑点や斑紋が入る。
幼鳥は後肢の色彩が黄色い個体もいる。

夏季は頭頂が黒い(夏羽)体毛で被われる。
冬季は頭頂が白い羽毛(冬羽)で被われ黒い斑紋が入る。

海洋に生息する。
食性は動物食で、魚類、軟体動物を食べる。
飛翔しながら水面下の獲物を探し、獲物を発見すると停空飛翔して狙いを定め水面へ急降下して捕らえる。

繁殖形態は卵生。
集団繁殖地(コロニー)を形成する。
沿岸部の岩礁や砂浜などに、日本では5-6月に1回に1個の卵を巣を作らずに直接産む。
雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は25-30日。
雛は孵化してから2日で孵化した場所を離れ、38-40日で飛翔できるようになる。
生後2年で性成熟する。


 画像も動画もインターネットたくさん載っていますので、説明は省きます。
 海鳥はがかいも大きいしチョコまかしないので撮りやすい。
 ミヤコドリに続いてアジサシとなり、いろいろ知識が増えそうである。

 ビデオはyoutubeで。






 [鳥誌page] 



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