2011年6月25日土曜日

Scarlet Honeyeater:クレナイミツスイ

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● クレナイミツスイ


 前に木に真っ赤な頭の鳥が止まった。
 すぐに分かった。
 図鑑をくくるたびにいつも「ハデなヤツだな」と思っていた鳥。
 そのハデな鳥に突然出会おうとは思ってもみなかった。
 「動くな」と念じながら写真とビデオを撮る。
 が、すぐに逃げられた。

 写真では見ているが名前は知らなかった。
 改めて調べてみたら
 「Scarlet Honeyeater:スカーレット・ハニイーター」とある。
 和名「クレナイミツスイ:紅蜜吸」



[2011/06/25(1)]



 図鑑で見てみる。
 このハデなのはオスである。







 ならメスはと思ってWikipediaを見てみる。


● Male(オス)


● Female(メス)


 やはりグーと地味であった。

 サイトからビデオを拾ってみる。
 よく撮れているのが下のもの。


QzBirdZ
http://www.youtube.com/watch?v=yKijml0WBxE





 [鳥誌page] 



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2011年6月19日日曜日

Eurasian Coot:オオバン

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 ゴールドコースト・ボタニックガーデンにいた。
 ゴールドコーストで淡水鳥を鑑賞するにはここが一番である。
 大はブラックスワンのヒヨコから、小はカイツブリの潜りまで見ててあきない。
 バン(鷭)は赤バン(熱帯バン)、黒バン、それにネッタイバンに似たセイケイもいる。
 このホワイトノーズのオオバンに出会ったのは今日が始めて。
 この白は実に目に鮮やかに映る。
 人工庭園なので、これから徐々に鳥種も増えてくるだろう。
 楽しみである。

 なを、検索してみたら膨大な量の動画を含めたデータが出てきた。
 私は始めて見たが、実際には非常にポピラーな鳥であることが分かった。

 図鑑から。








 Wikipediaより。

オオバン(大鷭[1]、Fulica atra)は、動物界脊索動物門ツル目クイナ科オオバン属に分類される鳥類。
オオバン属の模式種。

分布:アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸、アイスランド、イギリス、スリランカ、日本、フィリピン

夏季にヨーロッパ、シベリア、朝鮮半島などで繁殖し、冬季になると東南アジアやアラビア半島、サハラ砂漠などへ南下し越冬する。
日本では夏季に北海道(夏鳥)、本州、九州で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬する(冬鳥もしくは留鳥)。

全長32-39cm。翼開張70-80cm。
和名はバンよりも大型であることに由来する。
頭部や頸部は黒い羽毛で被われ、頭頂や後頸には光沢がある。
胴体は灰黒色の羽毛で被われ、上面は青みがかる。
尾羽基部下面(下尾筒)は黒い羽毛で被われる。
尾羽の色彩は黒褐色。
次列風切先端は白い。

虹彩は赤や赤褐色。
嘴の色彩は白い。
上嘴から額にかけて白い肉質(額板)で覆われる。

夏季(夏羽)は後肢の色彩が黄緑色や緑青色、冬季(冬羽)は後肢の色彩は灰緑色。
雛は黒い綿羽で被われる。
眼先や喉は赤い、顔や翼はオレンジ色の綿羽で被われる。
幼鳥は全身が黒褐色、喉から胸部が白い羽毛で被われる。
眼の周囲から眼後部にかけて白い斑紋が入る。
嘴の色彩は黄白色。

湖沼、湿原、水田などに生息する。
非繁殖期には大規模な群れを形成することもある。
英名cootは鳴き声に由来するという説もある。
食性は植物食傾向の強い雑食で、主に水生植物を食べるが魚類、鳥類の卵や雛、昆虫、軟体動物なども食べる。

繁殖形態は卵生。
水辺や水生植物の中に植物を積み上げた皿状の巣を雌雄で作り、1-13個の卵を年に2回(3回産むこともあり)産む。
雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は21-24日。
雌雄共に育雛を行い、年に2回以上繁殖するため先に生まれた幼鳥も育雛を行うこともある。


 Youtubeより。












 [鳥誌page] 



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2011年6月11日土曜日

Darter(Australian Darter):ヘビウ

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● ヘビウ(オーストラリア・ヘビウ):Darter


 黒い鳥がとまっている。
 クロウかな。
 いや違う。
 はるかに大きい。
 それに背中の羽にデザイン豊かな模様がある。
 クビの動かし方が面白い。
 このクリークで出会った鵜は3つ。
 コビトウ、カワウ、クロウ。
 そのどれにも合わない。
 もちろんサギではない。
 羽を広げた姿はなかなかのものである。
 youtubeの載せましたのでそこから。



 気配を感じてか、クリークに入った。
 追いかける。




 図鑑で調べてみた。
 「ダーター:Darter」と出てきた。
 





 和名「ヘビウ(オーストラリアヘビウ):蛇鵜」
 Wikipediaにこうある。

みんなの翻訳
http://trans-aid.jp/viewer/?id=16432&lang=ja


● Australasian Darter

Wikipedia 本日の写真/4月4日/オーストラリアヘビウCommentsAdd Star
Wikipedia Today's Photo: April 4, 2011
http://en.wikipedia.org/w/index.php?title=Template:POTD/2011-04-04&oldid=422197675
hanako hanako 最終更新:2011-04-14 16:27:21 PDF

 オーストラリアヘビウは、ヘビウ(蛇鵜)科の鳥類の一種で、この科には、[アメリカヘビウ]や、[アフリカヘビウ]、[アジアヘビウ]も含まれる。
  ヘビウは、水中で泳ぐ際に首が蛇のように見えることから、"snakebird"とも呼ばれている。
 オーストラリアヘビウは、通常、オーストラリアやインドネシア、ニュージーランド、パプアニューギニアの淡水もしくは汽水の湿地で見られることが多い。


● オーストラリアヘビウ Wikipediaより


 泳いでいる姿が蛇に似ているからということだが、さほど似ているとは思えない。
 どちらかというとクビの動かし方が、ちょうど鎌首の動かしているヘビに非常によくにており、そこから名づけられたのではないかと思う。
 また、「淡水に生息する水鳥」とあるが、このクリークは海水で2キロも下れば海である。
 なを、メスとオスでは色彩が異なり、今回撮ったものはオス(male)になります。

 サイトから。
 オーストラリアヘビウではなくアジアヘビウの記事です。


熱帯雨林のどうぶつたち Vol.10 アジアヘビウ
http://www.doubutsu-no-kuni.net/?p=657

ボルネオ博士・安間先生の熱帯雨林のどうぶつたち
by 安間 繁樹 キーワード : アジアヘビウ

 ヘビウの仲間はペリカン目ヘビウ科の水鳥で、現在は1属4種が知られています。
 南米にアメリカヘビウ、
 アフリカにアフリカヘビウ、
 東南アジアにアジアヘビウ、
 オーストラリア、ニューギニアにオーストラリアヘビウ
が分布しています。
 アメリカヘビウを除く3種は、比較的最近まで同一種として扱われてきました。

 ヘビウの仲間はアオサギやムラサキサギと同じように長い首を持ち、名前は
 「ヘビのような首をした鵜」という意味です。
 英語ではDarter、つまり「Dart(投げ矢)を射る人」のことです。
 Snakebirdとも呼ばれます。
 長い嘴、長く伸びた体、長い尾が特徴で、嘴は一般的なサギ類と同様、槍のようにまっすぐ尖っています。
 私たちが鵜飼いなどで知っているウミウやカワウは、同じペリカン目でもウ科と言う別の科に分類されています。
 この仲間はヘビウと違って、嘴の先端が鉤型に曲がっています。

 「全長」は動物の大きさを表す方法の一つです。
 鳥の場合、全長は嘴の先から尾の先端までです。
 アジアヘビウは、全長85~97センチ、翼と尾は艶のある黒色ですが、翼の表面には白っぽい細い縦縞がたくさん入っています。
 腹面は黒褐色、首は赤みを帯びた褐色で、両側面に白い縦線が入っています。
 嘴は黄色、足は灰色がかった黒色です。
 「髪はカラスの濡れ羽色」という言葉がありますね。
 黒く艶のある髪をほめるたとえです。
 アジアヘビウを至近で見ると、「黒とは、こんなにもきれいな色だったのか」と感心させられます。






 [鳥誌page] 



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